「プロヘルプデスク」という資格を作りたかった理由

人間味があり人と人を繋ぐ潤滑油のような存在、かつ、パソコン不具合対応と事務改善が行えるプロフェッショナルなヘルプデスク人材を育成する。


私の作った資格「プロヘルプデスク」はコミュニケーション能力を1番に定義しています。
傾聴力があり、提案力がある。
相手と調子を合わせながら人の話を聞くことが大切、聞いた内容を分析し解決案を相手にわかりやすく説明できる人材になることを目的としています。

2番目にソフトウェア、ハードウェアに関する知識を定義。
パソコンの操作方法や設定、ネットワークの繋ぎ方等のトラブル対応が出来るのを目的としています。
ソフトウェア、ハードウェアの基本はもちろん、分析力を高めるためにExcelのPower Queryを使って分析用データの作り方やPower BIを利用し数字を使った提案が出来る人材になることを目的としています。

そして最後、3番目にITリテラシーに関する知識を定義しています。
情報を正しく使う能力を取得し、IT技術を業務に活用して改善が出来る人材になることを目的としています。

これらの3つの定義を理解・活用して頂き、会社で活躍して頂きたいという思いで「プロヘルプデスク」という資格を作りました。

専門家になることは大切です。
プログラマー、営業職、事務職・・・。
AIが目まぐるしく発達している現在、ホワイトカラーは無くなっていく傾向にありますが管理職は無くなりません。
生き残っていける人材になる為に、AIには出来ない言葉以外の雰囲気を読み取るコミュニケーション能力とIT能力が大切だと思っております。

チームのみんなを思いやり鼓舞できる人材。
全体のことを考えて傾聴、提案が出来る人材。
ITリテラシー等に留意して業務の改善が出来る人材。

私がいろいろな職種を経験してきて培ったこれらのスキルは、どの企業に行っても喜んで頂けました。
将来に不安を抱えている方達がパソコン教室にやってきます。
スキルを習得したいだけでは不安を払拭できません。
健全で自己肯定感を上げる為の一歩として「プロヘルプデスク」を学んでほしい。
これが「プロヘルプデスク」資格をどうしても作りたかった理由です。

次回は協会の定款を自分で作ってみた経緯をお伝えします。